恐竜学検定をきっかけに、職場や息子との交流に変化が生まれました。
- 初級
- 中級


子供の頃、父の仕事の都合でアメリカに住んでいた際、慣れない環境で過ごす私と妹を楽しませようと、両親は博物館や水族館によく連れて行ってくれました。その体験を通じて、恐竜や水棲生物に強く惹かれるようになりました。帰国後は興味が薄れていきましたが、息子の誕生で状況が一変。どんなことに対しても「なんで?どうして?」と質問する息子に、せめて自分が夢中になった分野は答えられるようになりたいと思い、恐竜の本を読み返すようになりました。そんな折、妻に勧められ、恐竜学検定を受験することに決めました。
ホームページの例題の難易度の高さから、しっかり勉強しなければと覚悟しました。受験は会場の空気感を味わいたく、オンラインではなく会場受験を選択しました。到着すると老若男女の恐竜好きが集結しており、大いに刺激を受けました。ありがたいことに初級・中級ともに合格できましたが、不思議なもので今後上級試験があれば受験したいと思っています。
恐竜学検定を受験したことをきっかけに、恐竜への興味をオープンにするようになり、職場のデスクにも恐竜関連の本を置くようになりました。自分では意識していませんが、同僚からは「学者のような雰囲気が出てきた」「恐竜に関する豆知識を披露するようになった」などと言われるようになり、知らぬ間に少し変化があったようです。
通勤時間には恐竜関連の本を読んで勉強していました。興味を持った恐竜があれば、より詳しく書いてある本を買って読んだり、インターネットで調べたりして新しい発見を楽しんでいました。また、息子とおもちゃ売り場に行った際に「え!あの恐竜がおもちゃで売られている!」と気づくと、それも面白く感じました。
勉強のコツと言えるかわかりませんが、日常の中に恐竜につながるヒントが隠れていると思うと、ワクワクしながら学べる気がしました。
ステゴサウルスが好きです。特に、背中のプレートと尾のスパイクに魅力を感じます。肉食恐竜と渡り合うために、身体を進化させてきたその生き様に感動します。私がステゴサウルス好きであることを知っている息子が、私の誕生日にステゴサウルスの絵を描いてくれました。それがとても嬉しく、更にステゴサウルスを好きになりました!
私は父の海外転勤に伴い、環境の変化や言語の違いを経験しながら育ちました。恐竜学を改めて学ぶことで、環境に適応しながら進化してきたステゴサウルスをはじめとする恐竜たちに、より親しみを感じるようになりました。これからも思いのほか身近に感じる恐竜への興味は持ち続けていきたいと思います。ありがとうございました。